看護師が都会で働くことのメリットとデメリット

看護師として都会の病院で働くことには、主に次の3つのメリットがあります。

まず1つめは、「設備や環境が整っている」という点です。大きな病院には医療設備が整っていて、最先端の医療技術が用いられる機会も多いため、看護師も新しい技術や情報に触れて学ぶことができます。また、セミナーや講習会が行われることも多いため、スキルアップやキャリアアップしやすい環境が整っているとも言えるでしょう。

2つめのメリットは、「給与が高い」点です。看護師の平均的な給与額は、全国では約34万円なのに対して東京都は約37万円となり、賞与を比較しても、全国の約85万円に対して東京都は約91万円と差があります。病院によって諸手当や福利厚生面で違いがあるため都会は一概に高いとは言えませんが、大きなモチベーションに繋がるでしょう。

3つめは、「プライベートで過ごせる場所が多い」という点です。都会には娯楽施設が多く、休日にしっかりと気分転換をすることでメリハリのある生活ができ、仕事をまた頑張ろうという気持ちになれます。利便性が高いのも都会で働く看護師の魅力の1つです。

一方でデメリットとしては、まず「家賃や物価が高い」という点が挙げられます。都会は利便性の良い場所は家賃が高く狭い部屋にしか住めなかったり、食費がかさんでしまってやりくりが難しいことがあります。

また、満員電車での通勤や遅延によるストレス、規模の大きな病院だからこそ患者の数も多く、看護師1人あたりの業務量の多さや忙しさも、デメリットでしょう。

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